垂直方向の思考を鍛えることで深堀りし詳細を突き詰めて考える思考力を手に入れる

    仕事において考えることは多々あります。仕事を早くすることは勿論、難しい問題に対して良い解を創り出したいと思うことも多々あります。それには思考力が必要になります。

    しかし思考力にも色々あります。私は最近、詳細を突き詰めて考える深堀りの思考力に関心があります。今回は思考の種類をサラッと確認しつつ、深掘りする思考力について考えてみたいと思います。

    思考の種類

    思考の種類を思いつく範囲で考えてみました。他にもクリティカルシンキングなど本当は沢山あるのですが、ここでは思いっきり基本的な種類に絞っています。難しい話は別の機会にします。

    水平方向の思考

    水平方向の思考とは類似するものを列挙することです。連想などがよい例であり、これはクリエイティブ思考になります。アイディアの幅を広げるときに使う思考ですね。

    水平方向の思考で発想の幅を広げる

    垂直方向の思考

    最近私が気にしていて、以前から苦手だったのが垂直方向の思考です。以前にDIAMONDハーバード・ビジネス・レビューの勉強会に出たときは、垂直方向の思考に強い人が多かったです。対して私は垂直方向の思考が苦手でした。

    それを放っておいたのもどうかと思いますが、ここではおいておきます(^_^;)

    垂直方向の思考とは何かについて考えてみました。

    • 推測して理由や背景を考える。
    • ブレイクダウンする。
    • 事例や活用法を考えると深堀りになりそう。
    • いわゆる優等生タイプ(地頭が良い系)の人が上手いもの。

    3つ目だけ変ですが無視して進めます(^_^;)ちょっといい加減ですが、ラフに行きましょう。

    たとえばリンゴがあるとします。これを見て、「おいしそうなリンゴだね」とか「食べたいなぁ」で終わるのではなく、アップルパイを作ってお店に並べて、ファミリー層に単価300円で売ってなどと詳細なプランまで持っていける人が凄いなと思うのです。

    私の場合は、「リンゴなら生で切ってもアップルパイにしてもいいし、給食でサラダに入っているのを見たことあるなぁ。リンゴつながりで青リンゴとかナシもいいかも。いずれもジュースやゼリーでも美味しいかも。これだけそろえたらみんなでパーティーがいいかもなぁ」と横方向に広げる方に持っていきがちなのです。

    どちらも特技かもしれませんが、両方できた方がいいなと思うのです。

    垂直方向の思考で1つのテーマを深堀りする

    比喩

    比喩は昔から重要だと思っています。説明するときに、相手が未知あるいは専門外の分野の場合は、この比喩という方法が役立ちます。

    帰納法と演繹法

    帰納法とはA、B、Cより結論はDという思考法です。演繹法はA=B、B=CよりA=Cという思考法です。

    頭脳で勝負するために高めたい思考力

    以上で思考法の基本的な分類について書きました。

    基本的には水平方向の思考であるラテラルシンキングにより発想を広げ垂直方向の思考であるロジカルシンキングにより深堀りするということになるのでしょう。水平方向の思考が右脳的思考で、垂直方向の思考が左脳的思考ですね。

    左脳思考と右脳思考の掛け算で勝負

    私は色々思いつくのは割と得意なのですが、深さを追求していくのがどうも苦手と考えていました。とはいえスケジュールや作業内容を詳細に突き詰めて考えることは苦手ではありません。何か変だな。

    というわけで次は垂直方向の思考についてもっと具体的に考えてみましょう。

    垂直方向の思考力を鍛える

    垂直方向の思考力を鍛えれば、情報を整理して深い洞察に昇華させ、誰でもすぐには出てこない凄いアイディアへと磨き上げられるのではないか?と私は考えています。甘いかもしれませんけどね。

    とりあえず考えるだけ考えて突き進んでみましょう。具体的に考えると下記のような練習があるのではないかと思いました。

    • A、B、Cをまとめると(抽象化すると)AAになるという練習
    • ブレイクダウンして複数の要素に分解する練習
    • 具体例を挙げて考えてみる練習

    ではやってみましょう。

    A、B、Cをまとめると(抽象化すると)AAになるという練習

    複数の要素が出てきたら、それをひとまとめにするという練習です。例えば次のようなものになります。

    人参、ピーマン、ブロッコリー、トマトの話題になった。つまり緑黄色野菜の話だ。

    ブレイクダウンして複数の要素に分解する

    今度は1つのお題を複数の要素に分解してみます。

    カレーを作ろう。材料と手順が必要だ。

    材料は人参、たまねぎ、じゃがいも、肉またはシーフードだ。手順は具材を炒めてから煮込み、最後にルーを入れる。

    具体例を挙げて考えてみる練習

    今度は1つのお題に対して具体例を挙げるということをしてみます。

    プチ贅沢したいときは美味しいものを食べよう。美味しいものといえば寿司があるね。寿司なら酢飯と魚で疲れが取れそう。お値段もプチ贅沢によい。ついでに地酒も付けよう。せっかくだからトロや鯛にしようかな。

    終わりに

    今回は意味不明な記事になってしまいました(-_-;)

    とはいえ言いたかったことは、垂直方向の思考力を鍛えることで1つのテーマを深掘りして詳細を突き詰めて考える思考力が身に付くこと、そしてそれは強力そうであることです。

    本当に思考力で勝負できるようになれる保証はないのですが、ものは試しなのでやってみようと思います。

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    musiccycle

    大人の勉強は楽しいものです。学びは人生を豊かにします。

    管理人は成績が底辺で高校すらいけず、かろうじて大学に行くが勉強についていけず挫折、就職浪人して30近くまで遊び人をやっていた名実ともに社会の底辺の落ちこぼれです。

    一念発起して勉強に励み、外資向けブランド戦略会社、金融向け経営管理ベンチャーと渡り歩きました。しかし会社が経営難になって無くなってしまいました。現在はIT系コンサルファームに居候中です。

    そんなしがないプレイングマネージャー派のシステム屋が、勉強によって仕事やキャリア、生活を豊かにする方法について書いていきます。

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