DIAMOND ハーバードビジネスレビュー 2019年8月号 ムーンショット 読了1

    DIAMOND ハーバードビジネスレビュー 2019年8月号のテーマはムーンショット経営です。事業計画のような実現可能な目標ではなく、一見非現実的とも思える理想から目標を考えるというという視点を身に付けたいところですね。




    ムーンショット経営で世界を変える


    特集1はムーンショットを経営に活かすことで社会問題を解決しようとするベンチャー、Fractaの代表がムーンショット経営について語ります。ちなみにホームページはこれです。水道管の劣化の予測を機械学習でしようというベンチャーです。
    https://www.fracta-jp.com

    ムーンショット経営とは、現実的にできることを組み合わせたり、アレンジしたりするのではありません。先に大きな夢を立て、それに必要な要素を考えていくというアプローチを取ります。

    そもそもムーンショットとは、1961年にジョン・F・ケネディ大統領が掲げた目標のことを指します。当時のアメリカは宇宙開発でソ連に後れを取っていました。ケネディ大統領はその遅れを挽回すべく、「10年で月に行く」という当時としては無茶とも思える目標を立てました。

    結果的にムーンショットは実現しました。しかし重要なのは、大きな目標を考え、逆算していくというアプローチです。こうすることで無茶とも思えることを実現可能にできる可能性が出てくるわけですね。


    本稿ではムーンショット経営に必要な要素が3つ語られています。
    1. 3年後の現実的な目標より10年後の理想
    ビッグシンカーであることがポイントのようです。大口叩いているヤツと見られることもあるかもしれませんが、大きな理想を持つことで協力者が現れる可能性もあるそうです。

    2. 社外取締役の選び方
    昨今はコーポレートガバナンスが叫ばれるようになりました。しかしコーポレートガバナンスによって増えた社外取締役の多くは、弁護士や会計士など間違いのない経営をサポートする人たちです。

    確かにこういう人たちも必要なのですが、成長をサポートしてくれる社外取締役が必要であると本稿は指摘しています。具体的には、シリアル・アントレプレナーやベンチャー・キャピタリストです。

    3. 逆算とロマン
    MBAは成功事例の分析、つまりはリバースエンジニアリングです。しかしムーンショットは夢や理想からの逆算です。かつてアインシュタインは紙とペンでロマンを書いたと本稿では書いています。プロジェクトマネジャーよりもロマンティストが必要なのだそうです。


    こうしてみると、とりあえず夢や理想を考えるだけ考えてみればいいのですね。そうすると発想の飛躍が起こりそうです。実現可能と解っている範囲で考えるのと違い、どうやって実現しようか?という視点が出てきます。

    本稿のアインシュタインの話のように、紙とペンで書いてみればいいのでしょうね。
    関連記事

    PR

    コメント

    非公開コメント

    musiccycle

    ITとデザインは強力な武器だ!と考えているプレイングマネージャー派ITプロフェッショナル。好きなものは経営戦略、ブランディング、マーケティング、会計、組織論。趣味はサイクリングと楽器。

    外資向けブランド戦略会社、金融向け経営管理ベンチャーと渡り歩いたが会社が経営難になって無くなる。今はIT系コンサルファームに居候中。

    自分が今までに経営とITという視点から学んだことを広く多くの人に発信していきたと考えています。

    検索フォーム

    ブログランキング

    人気ブログランキング参加中
    にほんブログ村 にほんブログ村へ

    最新記事

    ノートを有効活用してアイディアを在庫管理する 2020/05/27
    仕事生活を充実させるヒントは自己実現と周囲の支え 2020/05/26
    中小企業診断士取得後のキャリアをイメージできる書籍「こんなにおもしろい中小企業診断士の仕事」読了 2020/05/20
    社畜を脱出して満足度の高い仕事を手に入れる方法について考える 2020/05/19
    中小・ベンチャーという裏口ルートで素早くスキルアップとキャリアアップをする方法 2020/05/13

    PR