DIAMOND ハーバードビジネスレビュー 2018年5月号 読了4

    DIAMOND ハーバードビジネスレビュー 2018年5月号は会社はどうすれば変われるのかです。社風を考慮した変革方法について解説した論文が揃っています。



    特集4は日本企業はなぜ変われないのかです。企業変革の経験が豊富なコンサルタントが日本企業の組織文化に合わせた変革方法を提示しています。


    アプローチは小さく早くがよい


    私は読んだことがないのですが、リーダーシップで有名なジョン・コッターが企業変革の8つのステップというものを発表しているそうです。しかし1995年のものなので今となってはスピード感が足りないみたいですね。だから小さく早くやってみることが必要なのだそうです。また、協業なども増えているため、他社も巻き込む必要があるようです。中々複雑ですね(^_^;)


    組織変革の7つのステップ


    1. 真に解くべき課題の構造を見極める
    ダイバーシティやイノベーションなどの流行語に惑わされず、課題を深掘りしろとのことです。XXしたいという発言に対して、トヨタ生産方式のように「なぜ?」を何度も問いかけていくことで、本当に解決したい課題を明らかにするということですね。しつこい人と思われそうですが、アッサリ済まして上辺っ面だけ対応して終わりではいけませんね。

    2. 組織「力学」を理解して変革の経路を決める
    トップダウン、ボトムアップそれぞれの強さなど、この組織はどういう力が強く働くのかを把握して、その力を活かす方向性で考えろということですね。日頃から組織を観察しておく必要があります。

    3. 動くように「文脈」を設定する
    旬やタイミングが原因で流れが強い物事に便乗すればよろしいということですね。これも組織を観察して流れや変化を見極めろということになりますね。

    4. 短期で成果を出す実証実験を設計する
    論より証拠で1~3カ月で目に見える成果を出せとのことです。さて、これは難しいですね。目に見える成果ってなんだ?と。何を成果と定義するかも計画時によく考えないといけません。

    5. 「ファーストペンギン」をキャスティングする
    内発的動機を持つ人たちが対象になるようです。率先して取り組む立場になるのでプレッシャーも高そうですね。となると会社としてのフォローも欠かせません。必要なことは手助けしてあげましょう。

    6. 「実行主体者」を確実に巻き込む仕掛けをつくる
    実験結果を組織全体に広める人を巻き込めという話ですね。現場に近い管理者と部長や支社長など上級管理職の2層が必要そうです。

    7. 会社としてのコミットメントまで持ち込む
    実験で成果が出ても、トップが本格的に取り組む気にならなければ実験終了でおしまいです。そこでメディアに取り上げてもらえばよろしいと。社員が言って動かせないならメディアに言ってもらうのも手ですね。経営者くらいの立場ならメディアを気にしないわけにもいかないでしょうし。


    ステップ自体は長いですが、手順が多いと言うよりは、巻き込む相手と巻き込み方を意識しろと言うように感じますね。
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    ITとデザインは強力な武器だ!と考えているプレイングマネージャー派ITプロフェッショナル。好きなものは経営戦略、ブランディング、マーケティング、会計、組織論。趣味はサイクリングと楽器。

    外資向けブランド戦略会社、金融向け経営管理ベンチャーと渡り歩いたが会社が経営難になって無くなる。今はIT系コンサルファームに居候中。

    自分が今までに経営とITという視点から学んだことを広く多くの人に発信していきたと考えています。

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